含有量について

アントシアニンの含有量は、それぞれの植物によって違いがあります。

アントシアニンは、ブルーベリーなどの果実や、茄子やサツマイモなどの野菜にも含まれていますが、その含有量は野菜よりもベリー類のほうに多いようです。

ですから、ベリー類からアントシアニンを抽出して、サプリメントなどに使用されています。

このベリー類の中にも、含有量には違いがあります。

アントシアニンは、太陽にさらされる時間が長ければ長いほど含有量が多くなるといいます。

ですから、長く日に当たり、実がよく熟して濃くなり、小粒なものほど、アントシアニンが凝縮して含有量も多くなるといえます。

ベリー類のうち、ビルベリーは小粒で、ブルーベリーなどよりも含有量が多いといいます。

ビルベリーの中でも、北欧産のビルベリーは特に含有量が多く、ビルベリー100グラム当たりアントシアニンが350ミリグラム含まれており、一般的なブルーベリーの約5倍ほどもあるといわれています。

これは、北欧に一定期間、白夜という1日中太陽の沈まない日が続く自然環境がなせるわざで、それだけ太陽を浴び続けたビルベリーには、アントシアニンがたっぷりなのです。

ビルベリーに次いでアントシアニンの含有量が多いのはカシスで、ブルーベリーは3番目です。

ブラックベリーやマルベリーとブルーベリーのアントシアニン含有量は、同じくらいですが、アントシアニンの組成が大きく違います。

アントシアニンは、ひとつの植物の中に一つずつあるわけではなく、いろいろな種類のアントシアニンがいろいろな割合に含まれています。

ブルーベリー類には、15種類ものアントシアニンが含まれていますが、同じ含有量でも、ブラックベリーやマルベリーのアントシアニンは、2,3種類だということです。

アントシアニンの含有量のみならず、それぞれに含まれているアントシアニンの種類や割合によっても、その効能には違いがあるといえます。

ベリー類ほどではありませんが、茄子やさつまいもの紫色をした皮には、アントシアニンがたくさん含まれていますから、ぜひ、皮も一緒に食事に取り入れるようにしましょう。