食品に含まれているアントシアニン

アントシアニンは、植物の青、赤、紫などの色素を構成しています。

このアントシアニンは、太陽に当たって実が熟し、色素が濃い食品に多く含まれているといいます。

ここでは、アントシアニンが含まれているさまざまな食品についてお話します。

例を挙げると、クワ、サツマイモ、ドラゴンフルーツ、赤シソ、ブルーベリー、ビルベリー、カシス、ハスカップ、プルーン、ぶどう、いちご、小豆、黒大豆、茄子、桃、赤キャベツ、赤たまねぎなど、数え切れないくらいさまざまな食品にアントシアニンは含まれています。
どの食品にもアントシアニンが含まれていますが、アントシアニンというのは一種類のものではなく、それぞれの食品によって種類や働きも違います。

果物としては、ベリー類の食品に多いですが、これらの食品に含まれるアントシアニンは、特に目の機能に良い働きをすることで有名です。

働きとしては、ロドプシンの再合成や眼精疲労の改善、仮性近視の改善などです。

また、ベリー類の中でも特に北欧産のビルベリーにはブルーベリーの約5倍も多くアントシアニンが含まれているといわれています。

北欧には太陽が一日中沈まない白夜の期間があるため、そのような太陽に照らされる時間が多い環境で育ったビルベリーにはアントシアニンがより多いのです。

青汁の材料として桑の葉は有名ですが、その実にはアントシアニンをはじめとするポリフェノールが多く含まれています。

桑の実はマルベリーとも呼ばれており、他のベリー類と同様に、その果実は甘酸っぱく、生食のほか、果実酒ややジャムなどに加工して利用されています。

ほかに、アントシアニンが多く含まれている食品といえば、赤ワインがあげられます。

脂肪分の多い食事をしているにもかかわらず、赤ワインをよく飲んでいる西ヨーロッパの人たちの心臓病死亡率が低いということから、アントシアニンなどにみられる抗酸化作用が注目されるようになった話は有名です。

身近にあるアントシアニンを含む食品を積極的に利用して、健康維持に役立てていきたいものです。